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先週はお休みをいただき、
丸ビルで開催された「TAKEO PAPER SHOW 2009」へ行ってきました。

印刷用紙の販売や企画を行なっている株式会社竹尾が毎年企画しているイベントです。前回までは、紙の新しい可能性を探るため、実験的な制作物が展示されるまさしく「紙の展覧会」だったのですが、今年は趣向を変え、様々なスピーカー(紙の仕事をしている人はもちろん、クリエイター、コラムリスト、学者や教授まで国内外)による講演会という様式でした。不況といわれる今の社会を「リセットされつつある」と表現し、「紙とは何か?」という原点からこれからの紙の未来をスピーカーとじっくり見つめ直し、語り尽くすという、従来よりぐっとシリアスな内容です。

入場は抽選で、私は最後の「総括」を聞いてきました。
お話は「紙」という媒体を通り越し、「社会」「世界」「人間」や「身体」についてまで及んだそうです。
2日間の様子は、ホームページで映像で公開され、書籍にもなるそうですから、内容は参加しなくても知る事ができます。ですが、あの空気感の中で2日分の講演を聞きたかったなぁと思うのです。「紙」というとても身近で、気にしないとなんでもない日常のものに対してこんなに人が集まり、熱く語る人がいる、という状況になんだか勇気をもらった気がします。
さらには、3時間前の講演内容がレポートとしてすぐ印刷され、帰りには束となって渡されました。その仕事の早さといったら!
しばらくはそのレポートを読みながら、映像の公開を楽しみに待とうと思います。

TAKEO PAPER SHOW 2009
http://www.takeopapershow.com/


また、別の日は横浜美術館へ金氏徹平さんの個展を見に行ってきました。

若手の現代美術作家で、秋田にいらっしゃったときは大変感銘を受けたのですが、今回もまたたくさん感動させていただきました。
素朴で偉大な感覚。なんだかひっかかっていた感覚を、氏はあまりにも直球で表現していました。とても楽しかったです。身軽になりました。


金氏徹平:溶け出す都市、空白の森
5月27日まで
横浜美術館にて
http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2009/exhibition/kaneuji/


久しぶりの友人にもたくさん会え、有意義な週末でした。
今回も帰りは、お気に入りの「上野発の夜行列車」です。
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